子どもと10代のBMI

子どものBMIは大人の基準ではなく成長曲線で読みます。同じ数値でも年齢によって意味が変わる理由を説明します。

7歳の子どもに大人のBMI表を当てはめることはできません。子どもは成長の速度が 大きく異なり、6歳でぽっちゃりして見えた体が12歳では平均的になることもあります。 そのため小児科では、同じ年齢・性別の集団と比べる「成長曲線」を使って評価します。

区分ではなくパーセンタイル

パーセンタイルとは、同じ年齢・性別の子ども100人の中でどの位置にいるかを 示す値です。BMIのパーセンタイルが60なら、その100人のうち60人よりBMIが高い ということになります。小児科で使われる区分はこのパーセンタイルを基準にしています。

BMI-for-ageパーセンタイルによる区分。
パーセンタイル区分
5未満やせ
5以上85未満標準体重
85以上95未満過体重
95以上肥満

健康な子どもを定義するBMIの値はひとつではありません。BMI18は、 6歳では85パーセンタイル付近でも、15歳では50パーセンタイル付近になります。 20歳未満の方には、当サイトの大人用計算ツールを使わないでください。

保護者が読み取るべきこと

1回の測定からわかることはわずかです。大事なのは時間の経過です。 子どもは成長スパートの前に体重が増えるのが普通なので、BMIが一時的に上がったあと、 身長が追いついて下がることがよくあります。小児科医が気にするのは、 受診のたびにパーセンタイルが上がり続ける場合や、 成長曲線の主要な線を2本またいだ場合です。

子どもにダイエットをさせない

成長期の子どものカロリーを制限すると、身長の伸び、骨の発育、 そして一生続く食習慣に影響する可能性があります。 小児科医が対応を勧めるとき、それは多くの場合、 家族全体の生活習慣(体を動かす時間、甘い飲み物、睡眠、一緒に食べる食事) についてです。何かを変える前に、かかりつけ医に相談してください。

大人は計算ツールを使えます

20歳以上の方は、標準的なBMI区分がそのまま当てはまります。まずは BMI計算ツールで数値を確認し、 境界を身長別に見たい場合はBMI早見表をご覧ください。